需要が高まっていく
リニューアルの分野で、輝ける存在を目指して。

Y.O

土木リニューアル事業部工事部・土木工事グループ

2020年入社環境都市工学科卒

入社の決め手は?

A.土木の“リニューアル工事”に特化した会社だからこそ、ここで働きたいと思った。

学生時代は環境都市工学科で学び、在学中から「土木インフラのリニューアル工事」に強い関心を持っていました。
というのも、日本のインフラはすでに全国各地に整備され尽くしており、今後は「新しく作る」よりも「今あるものをどう長く使っていくか」が重要になると、教授から繰り返し教わっていたからです。そして、橋やトンネル、道路などの老朽化したインフラを補修・補強し、延命させるリニューアル工事には、今後ますます需要が高まるという確信を持つようになりました。
そこで、就職活動でも新築工事を行うゼネコンではなく、“リニューアル専門”の会社を希望して探していたところ、出会ったのが建装工業でした。新築とリニューアルの両方を扱う企業が多い中で、建装工業はリニューアル工事に特化している点が非常にユニークで、自分の興味・関心と一致していると感じました。

新築工事だと1つのプロジェクトに10年ほどかかることもありますが、リニューアルであれば2~3年と比較的短いスパンで完了し、複数の現場を経験できる点、さまざまな地域の案件に関わることができるという点にも惹かれました。全国各地のインフラを自分の手で守り続けられる仕事というのは、スケールもやりがいも大きく、まさに自分が目指したいキャリアそのものでした。

現在の仕事内容は?

A. この春から任された現場代理人。すべての工程と品質を管理する責任者に。

現在は「現場代理人」として、工事に関わるすべての管理業務を統括しています。
現場代理人として、単に工事を監督するだけでなく、予算管理、安全管理、品質管理、そして環境対策まで統括する、責任ある立場に就きました。業務の中核は、発注者(東京都・国交省・NEXCO等)や警察、自治体などの関係機関と協議を重ね、工事の進行を円滑に進めることです。
仕事は多岐にわたり、工事契約後は、現場事務所の設置場所の選定、作業体制の構築、協力会社の選定、工程表の作成、必要な許認可の取得など、さまざまな準備を同時並行で行います。実際に工事が始まると、作業の進捗確認、安全対策、品質検査を日々繰り返していきます。

ただ現場に立つだけでなく、計画段階から完成まで全体をマネジメントする役割を担っており、特に「事前の準備と調整」が成功の鍵を握っています。段取りよく準備が進めば進むほど、工事自体もスムーズに進行しやすくなるため、準備期間には細かなところまで丁寧に取り組んでいます。これは先輩方から徹底して教えてもらいました。

入社して感じた建装工業の魅力は?

A. ちょっとしたことでも意見が通りやすい、風通しの良い環境。

社員同士の距離感の近さです。普段から日常的な雑談も多く、プライベートのことも気軽に話せる空気感があります。基本的にサポートしてくれる上司がそばにいますし、談笑も多く、息抜きがしやすい環境です。

また、協力会社の方々もとても気さくで、立場の違いに関係なく、同じ目標に向かって「一緒に働く仲間」という意識が強く、助け合いながら仕事を進められていると感じます。信頼関係があるからこそ、突発的な事態が起きても柔軟に対応できるのだと思います。
「困ったときは互いに助け合う」という文化が、当社や協力会社には根付いており、そうした助け合いの姿勢が、安心して挑戦できる土台になっていると感じます。

今の仕事の面白さ・やりがいは?

A.後輩社員の成長を聞くことと、大きな工事を無事故で終える達成感。

学生時代の柔道部では、監督から常に「下の世代を育てなさい」「周囲への気配りを大切に」と指導していただきましたので、社会人になってからも自然と周りが目が向くようになりました。入社2年目から現場の後輩を指導する立場になり、共に現場を担当した彼らが、他の現場でも活躍している話を聞くことが何よりの励みになります。それぞれ異動していく中でも、共に働いた時間は濃く、お互いに成長し合えた感覚があります。

自身の業務は、一つひとつの区切りに対し、日々強い集中力を持って取り組んでいます。安全第一で工事を完了させ、発注者の方から感謝の言葉をいただくたびに、大きな責任を果たした達成感を得られます。この繰り返しのなかで、次へのモチベーションが湧いてきますし、自身が社会に貢献していることを強く実感できます。

今感じている課題とそのために取り組んでいることは?

すべての業務の基盤となる、“わかりやすく伝える力"を磨くこと。

現場代理人として一番の課題として取り組んでいるのが、「物事をわかりやすく伝える力」です。
後輩社員への指導、協力会社への具体的な指示出し、発注者への進捗や懸案事項の報告、社内外との打ち合わせなど、すべての業務がコミュニケーションの上に成り立っています。特に、初めての取引先との業務では、こちらの意図を正確に伝え、相手の要望を引き出す双方向のコミュニケーションが求められます。伝え方一つで現場の効率や安全性が大きく変わるため、常に意識して取り組んでいます。

柔道で培った「周囲を見る力」を活かしながらも、自分のキャパシティをさらに広げ、余裕を持って全体を統括することに注力していきたいと考えています。今後は、これまで培ったコミュニケーション力を活かして積極的に人と関わり、経験を重ねることで着実に成長していきたいです。

建装工業でどんな自分になっていきたい?

A.より大規模な工事を統括できる、「どっしりと構えたリーダー」になりたい。

将来的には、橋梁のような、さらに大規模な工事を手がけることを目標にしています。建装工業の強みは、規模の大きなインフラを支える仕事に関われること。その中で、「自分が作ったものが地図に残る」「多くの人の生活に役立つ」実感を得られるのがこの仕事の大きな魅力です。

また、大きなプロジェクトを動かすには、数多くの人や多額の予算を管理することになるため、どんな予期せぬトラブルにもプレッシャーに負けず、常に冷静で余裕を持って判断できる人間になりたいです。技術的な知識はもちろん、人間力とリーダーシップを発揮し、チームをまとめ、すべての関係者をリードできる一流の現場代理人を目指します。

オフの日の過ごし方は?

A.登山と旅行、温泉にサウナ。社内の人たちともアクティブに過ごします。

オフの日は、リフレッシュのために登山や旅行に出かけます。体を動かすことで仕事への活力が湧きます。また、朝から温泉やサウナに行って、心身をリセットして過ごすことも多いです。登山は、同僚と北アルプスへ行ったこともあり、プライベートでも社内の人たちと良い関係を築けています。
サウナは現場で情報交換するほどハマっていて、仕事とプライベートの垣根が低いのも当社の良いところかもしれません。ON/OFFのメリハリを大切にしています。

就職活動中の学生へのメッセージ

A.学生時代は自分の可能性を広げる期間として大切に過ごしてください。

「建設業は恐い人が多い」といったイメージを持っている方もいるかもしれませんが、当社の社員も協力会社の方々も、とても親切で丁寧に仕事を教えてくれますし、雑談も多く、人間味溢れる優しい人が多いので安心してください。不安なことは全てサポートする体制が整っています。

学生時代は、ぜひ自分のコミュニティを飛び出して、サークルやアルバイト、旅行などを通じてさまざまな人と出会い、話す機会を増やしてください。さまざまな経験からエピソードトークを用意しておくと、社会人になってから初対面の人とのコミュニケーションが円滑になる強力な武器になります。今しかできない色々なことに、積極的にチャレンジしてほしいですね。その経験が、きっと社会人になってから活きてきます。

ジブン起点!~新しいわたしを感じた瞬間~

ある現場で、竣工日が迫る中、設計図には記載されていない問題が発生しました。
私は現場代理人としてその場に立ち会っており、上司と協力会社の代表とともに、急ぎ対応策を検討することに。どうすれば工期を延ばさずに解決できるか、関係各所との連絡を取りながら、早急な意思決定を迫られました。結果として、発注者、地域住民、関係機関の方々のご理解と協力を得ることで、なんとか工期内に無事竣工を迎えることができました。
この経験を通じて、突発的な事態も焦らず落ち着いて対処すること、そして一つの考えに固執せず物事を柔軟に考える力の大切さを知りました。トラブルへの対処能力は場数を踏んで身につくものですが、何よりも日々のコミュニケーションが重要だと痛感しました。普段から周囲と信頼関係を築き、いざという時に助けてもらえる環境を整えておくことが、最も重要な備えになるのだと強く感じました。

A DAY’S
SCHEDULE

8:00

出勤・朝礼

現場での安全、工程、施工範囲などを協力会社の方々へ指示し、工事が安全かつ円滑に進められるように再確認を行います。

10:00

現場巡回・打ち合わせ

品質検査や安全環境の確認、施工箇所の写真を撮ったりしながら、よく見て確認しながら行動するように心掛けています。発注者・協力会社の方との打ち合わせ資料を作成して参加し、話し合いしながら工事を進めます。

12:00

昼食

お昼を食べて、午後の体力をチャージ!
昼礼では明日の作業内容を協力会社の方々と確認します。

14:00

現場巡回・書類仕事

昼礼で話し合った内容をもとに明日の工事に必要な書類の準備・作成をします。
午前中に終わらなかった現場での仕事があれば、引き続き現場へ行き、業務をします。
現場での業務が終われば、事務所に戻り、図面や作業計画書、品質管理資料など、工事に必要な書類を作成します。

17:30

退勤

現場作業の進捗、安全確認、明日のスケジュールのチェックをして、帰宅します。

Recruitment

新卒採用

募集要項

今年度の募集要項を公開中です。