“住まう人”に寄り添う仕事の重要さを胸に。

S.S

設備・内装リニューアル事業部工事部 第四工事グループ

2019年入社建築工学科卒

入社の決め手は?

A. 建装工業が、“最も印象に残った会社”だった。

就職活動の際は、幅広い業界に触れたいという思いがあり、多くの企業の説明会に足を運びました。その中で、一番印象に残ったのが、業務内容の説明が丁寧で、社員の方の熱意を感じた建装工業でした。
他社では早めに採用を締め切るところもありますが、建装工業は比較的ゆとりをもって募集しており、そのぶん準備や会社の理解を深める時間がとれて、気持ち的にも余裕をもって選考を受けることができました。

説明会で感じた印象の良さや、会社に信頼感があること、そして、「リニューアル」という社会に不可欠な事業に携わることに魅力を感じ、建装工業に入社を決断しました。

現在の仕事内容は?

A. 施工を円滑に進めていくために、細部にまで気を配る調整役を担う。

大規模マンションの設備や内装リニューアルの施工管理者として、共用部の内装リニューアルや、給排水・電気設備の更新工事を安全かつ円滑に進める業務に携わっています。事前に綿密に作り上げた施工計画のもと、品質や工程、安全、環境などの管理を行い、仕上がりや設備の機能を確認しながら、協力会社の方々と業務を調整します。

また、居住者さまや管理組合の皆さまへ工事内容を説明したり、生活への影響を最小限に抑えるための配慮を行ったりすることも大切な役割です。工事完了後の検査、記録書類の作成、アフターフォローまでを丁寧に行い、安心してお住まいいただける環境を整えていきます。

この仕事を通じて痛感するのは、コミュニケーション力の重要性です。居住者さまの立場に立って話を聴くこと、協力会社の方々にこちらの意図を正確に伝えること、関係する部署や担当者間で認識のズレを防ぐこと。これらが工事をスムーズに進める鍵になります。

入社して感じた建装工業の魅力は?

A. 社員同士・現場との関わりで感じる、“恵まれた環境”

設備・内装リニューアルの現場では、電気・給排水・内装・塗装など、専門分野の異なる多くの協力会社の方々と一緒に仕事を進めていきます。
現場によって施工内容が異なるため、それぞれの現場で雰囲気や進め方にも違いがあります。
施工管理者としては、その状況を見極め、チームの特徴に合わせて指示の出し方やコミュニケーションの取り方を柔軟に変えていくことが大切ですが、こうした環境で働くことで、臨機応変に対応できる力や調整力が自然と身につくのが大きな魅力だと感じます。

また、社宅制度をはじめとする福利厚生が整っていることも魅力です。特に生活面のサポートが手厚く、社員の生活を大切に考えてくれている、安心して長く働ける環境だと思います。

今の仕事の面白さ・やりがいは?

A. 住まう方のニーズにできる限りお応えすることが、暮らしを守る社会貢献へと繋がる。

建物は壊して建て替えればもちろん綺麗になります。ただし、それを実現するには、住まわれている方々に、別の場所へ移っていただく必要があります。特に高齢の方にとっては、建て直しで一旦動かなければいけないのは大きな負担です。そのため、リニューアルを通じて「この建物は壊さずに直すことで、まだ長く住み続けられますよ」という安心感を届けることが、最大の社会還元へと繋がっていると感じています。

住まう人にとって、建物の状態や周りの環境は非常に重要なことです。騒音・景観など、周囲の要素も含めて配慮し、「この工事によって少しでも住みよくなる」という変化を実感してもらえるということが、自分の仕事のやりがいであり、会社としての大きな使命になっていると感じます。

今感じている課題とそのために取り組んでいることは?

A. 人との関わりを深め、調整力を高めていくことが、より良い仕事をするためのステップ。

業務を行うなかで、与えられた業務が緊急対応なのか、あるいは事前に定められた条件に基づくものなのかを見極めることが求められます。どちらの場合でも誤解のないように状況を整理し、関係者との意思疎通を図ることが重要です。

特に居住者さまの対応では、「どういう意図でこの修繕をするのか」「工事の期間や騒音など、どのような影響が出るか」をしっかりご説明します。そして協力会社との間でも、仕様の不明点やスケジュールの遅れが出ないよう、見通しを立てて進捗を共有することを心がけています。

そのために、私は日々、自分の経験値を少しずつ増やすことを意識しています。例えば、先輩や現場所長に同行して、話し合いのやり方や調整の進め方を学んだり、居住者さまの声を直接ヒアリングしたりしています。こうした実践を通じて、対応力や調整力を高めて、工事に関わるすべての方が納得できるように努力しています。

建装工業でどんな自分になっていきたい?

A. 著名な建築物などの業務にチャレンジし、若手を指導できる存在へ。

以前より私は、著名な建築物に関わる仕事に憧れを持っていました。そういった業務に携わる機会が訪れた際に、チャレンジできる存在でありたいと思います。

また、若手を指導する機会も増えてきましたので、後輩へのフォローをきちんと考えたいと思っています。自分が過去に苦労したことを先回りして伝えたり、状況を見ながら助け舟を出せるような先輩になりたいです。
そのためには、多様な現場を経験して知識や技術を増やすこと。どのような現場でも柔軟に対応できる力を身につけ、チームメンバーにも安心して頼ってもらえる存在になりたいと考えています。

オフの日の過ごし方は?

A. 家事もライブも。生活と趣味を両立して、リフレッシュ。

休日は基本的に家事をすることが多く、毎日の料理も欠かさずに作っています。夜ご飯の準備とあわせて翌日のお弁当を仕込むなど、計画的に時間を使うようにしています。

また、高校生の頃から応援しているミュージシャンのライブにも足を運んでいます。ひとりだけでなく、仲間と連れ立って行くこともあります。ライブの熱気や空気感は、仕事とは全く違う刺激をくれるので、心をリセットできる貴重な時間です。

就職活動中の学生へのメッセージ

A. 結果は自分次第。主体的に動くことで、成長につながるはず。

社会人になったとき、「ただ待っているだけ」では機会が巡ってこないことを、私は仕事を通じて感じています。学生時代は「なるようになる」という思考でもなんとかなったかもしれませんが、社会に出るとそれだけでは壁にぶつかります。与えられた仕事に対して「自分はこう動きたい」「こう進めたい」と意見を出し、行動してみることが大切です。

もちろん失敗することもあります。でも、そこで得た気づきや経験が、次につながります。「率先して動く」「考えを共有する」「周囲を巻き込む」ことができれば、自分自身も周りも動きやすくなります。入社される皆さんには、ぜひその姿勢をもって頑張ってほしいと思います。

ジブン起点!~新しいわたしを感じた瞬間~

入社したときには右も左もわからなかった自分にとって、高層マンションの給排水管更新工事を担当するようになったことで「施工管理」の仕事が想像以上に責任と幅のあるものだと実感する機会が増えました。

とにかく指示を真摯に守り、研修や現場で学びながら過ごしていく中、2年目に担当した現場で、非常に難易度の高い工事を担当し、それが自分の成長の一歩になりました。
それをきっかけに視点が広がり、「やり方は一つではない」「目的によってアプローチが異なる」ということを理解するようになりました。
どんな状況でも周りの意見を取り入れ、柔軟に進めることの大切さを学ぶことができ、今ではそれが自分を支える土台になっています。

A DAY’S
SCHEDULE

8:15

現場到着

8:30

朝礼

朝礼後は、一日の業務内容の確認、安全に関する伝達事項を共有します。

8:45

現場巡回・事務作業

居住者さまからの要望ポストの確認、現場の安全・品質巡回、居住者さまへの声掛け、事務処理を行います。進捗状況の記録もここで行います。

12:00

昼食

13:00

昼礼

午後の作業内容の確認と、午前中の作業のフィードバックを行います。

17:00

現場巡回・事務作業

報告資料の作成、居住者さまとの打ち合わせ、翌日の準備を行います。

18:00

退勤

Recruitment

新卒採用

募集要項

今年度の募集要項を公開中です。