現場で必要なスキルを磨き、いち早く会社に貢献していきたい。

K.K

首都圏MR事業部工事部
第五工事グループ

2021年入社建築学科

入社の決め手は?

A.既存の建物の“寿命を延ばす”という仕事に魅力を感じた。

研究室ではビルやマンションの構造設計に取り組んでいたこともあり、学生時代は設計、特に構造設計のキャリアに興味がありました。
ですが、面接や説明会でさまざまな職種を知る機会が増えていく中で、机に向かって図面を描くよりも、現場で建物そのものに触れられる魅力を感じ、施工管理業務に興味を持ち始めました。
その中で、建物を新しく“つくる”のではなく、“守り、活かす”という修繕の世界を知り、その業界で活躍できる建装工業の存在を知ったことが、私にとって大きな転機でした。
修繕は建物の寿命を延ばすことが主な目的です。新しいものを建てるのではなく、今あるものを長く使い続けること。それは、今後の社会で大きな需要があると感じました。
長期的に必要とされる分野で働くことができる将来性に大きな魅力を感じ、この道を選びました。

現在の仕事内容は?

A. 全体の進捗と品質を管理する“現場の調整役”。

首都圏のマンションリニューアル工事の施工管理者として、現場代理人の指示に基づいて進捗管理を行っています。

設計図通りに工事が実施されているのかを確認する「監理者」から提供された資料を分かりやすくまとめ、図や写真を用いて協力会社の方々にわかりやすく指示を出すことを心がけながら、工程が予定どおりに進まない場合はスケジュールを再調整するなどの工程管理を担っています。
「自分が分かっていても相手が分かっているとは限らない」ということを常に意識し、相手に伝わりやすい言葉遣いを心がけ、理解度を確認することを徹底しています。

朝礼・終礼時の協力会社の方々への声かけ、現場巡回を通じて施工場所の品質確認も日々の重要な業務であり、居住者さまへのお知らせや注意事項を見やすくまとめて掲示することも大切な仕事として取り組んでいます。
細かな一つひとつの対応を通して、現場がスムーズに進行し、居住者さまが安心して工事を見守っていただける環境を整えることを意識しています。

入社して感じた建装工業の魅力は?

A. 社員一人ひとりの働きやすさを考えてくれる会社。

入社してまず感じたことは、人とのコミュニケーションが非常に重要な仕事だということです。共に現場を担当する上司や、協力会社の方々、居住者さまなど、多くの人と関わりながら進めていくため、相手の立場を理解し、丁寧に伝える姿勢が欠かせません。建装工業の社員は、そうした対話を大切するコミュニケーション力が豊かで、細かな気配りが自然にできる人が多いと感じます。

また、現場で女性専用の更衣室が設置されていたり、管理室のトイレをお借りできるように手配いただいたり、女性社員が安心して働けるような環境を作ってくれることも、とてもありがたく感じています。

社宅制度などの福利厚生も手厚く、仕事とプライベートのバランスを取りながら、長く働き続けられる環境が整っている点も大きな魅力で、とても働きやすい会社だと実感しています。

今の仕事の面白さ・やりがいは?

A. 業務の「幅広さ」と、感謝の言葉がやりがいに

施工管理の仕事は現場によって状況も課題も異なり、同じ現場はひとつとしてありません。そうした多様さが、この仕事の面白さの一つです。現場によっては思い通りに進まないこともありますが、最後に建物が綺麗に仕上がり、工事を監理する会社の方や協力会社の方、そして居住者さまから「ありがとう」「助かりました」と声をかけていただけると、苦労が一気に報われます。

また、マンションの外壁塗装や、足場の組み立てといった作業を間近で見ることができます。建物そのものが好きな私にとっては、傷みのあった箇所が少しずつ蘇っていく様子を目の当たりにできるのは、この仕事ならではのやりがいだと感じています。

今感じている課題とそのために取り組んでいることは?

A. “伝える力”を磨くことが、現場を円滑に進める鍵。

現場でのコミュニケーションは、思っていた以上に奥が深いです。自分が理解している内容であっても、相手に同じように伝わっていなければ意味がありません。だからこそ、相手が理解しやすい言葉や順序で伝えることを意識しています。

上司から「建装工業の施工管理は接客業でもある」と言われたことがあります。その言葉の通り、相手への伝え方ひとつで、現場の雰囲気や進行スピードが大きく変わることを実感しています。私は特に、居住者さまへ配布するお知らせ文を作成する際、専門用語を避けて分かりやすい表現に置き換えるよう心がけています。伝え方を工夫することで、相手の理解が深まり、現場全体がスムーズに動いていくのを感じます。

建装工業でどんな自分になっていきたい?

A. 現場をまとめるリーダーとして、会社に貢献できる存在に

今後は、修繕の現場の責任者、つまり所長である「現場代理人」として、一つの現場を任される立場を目指しています。指示を出す側になることで、これまで以上に責任も増えますが、その分やりがいも大きいと感じています。
現在の課題は、協力会社の方々とのコミュニケーションです。円滑に作業を進めるためには、一人ひとりとの信頼関係の構築が欠かせません。私はまだ発展途上ですが、日々の挨拶や何気ない声かけを大切にしながら、少しずつ関係性を深めています。
さまざまなことを経験して、会社に貢献できる存在になりたいと考えています。

オフの日の過ごし方は?

A.ひとり時間は旬の野菜を使った料理を楽しむ。

休日の過ごし方は、その週の仕事の状況によってさまざまです。友人と出かける日もあれば、一人でのんびり過ごす日もあります。家で過ごす日は、季節の野菜を使って料理をするのが楽しみの一つです。最近はゴーヤチャンプルーにハマっていて、旬の食材を活かして料理を工夫しています。
外出する日は、東京近郊の映画館や美術館へ出かけてリフレッシュ。誰かを誘うときには、相手に配慮し、早めに計画を立てて予定を組むように心がけています。
オン・オフの切り替えをしっかり行うことで、仕事にも良い集中力を保てていると感じます。

就職活動中の学生へのメッセージ

A. 性別問わず活躍でき、自分らしく働ける環境。

施工管理というと男性中心のイメージがあるかもしれませんが、建装工業では性別を問わず活躍できる環境が整っています。実際に女性の現場代理人も多く、サポート体制もしっかりしています。
最初は不安もあると思いますが、社員の皆さんがとても親切で、困ったときはすぐに相談できる雰囲気があります。現場に出たら、ぜひ積極的にいろんな人に話しかけてみてください。きっと自分らしく働ける場所が見つかると思います。

ジブン起点!~新しいわたしを感じた瞬間~

入社1年目、工事内容を事前に伝えきれておらず、居住者さまから「聞いていない!」と厳しく指摘を受けた経験があります。マンション修繕工事では、「伝えたつもりだった」がトラブルの元になる、という“現場あるある”を、まさに身をもって学んだ瞬間でした。
そこから、ただ伝えるのではなく「どうすれば伝わるか」「どの順番で話すか」と、相手の立場を想像しながら説明するところまで意識が向くようになりました。
そんな中、所長の急な不在時に現場対応を任されることがありました。最初は不安もありましたが、「これは成長のチャンスだ」と捉え、それまで学んできたことを意識し、周囲と連携しながら無事に遂行することができました。

こうしてひとつずつ課題を乗り越えていくことで、成長を実感しています。
今後は、周囲との信頼関係を強みに、より現場全体を支える存在を目指していきたいと思います。

A DAY’S
SCHEDULE

7:50

現場到着

協力会社の方々が到着する前に、資料の確認や、その日の業務内容をチェックします。

8:15

朝礼・現場巡回

全員で、作業内容や安全注意事項を確認します。

12:00

昼食

13:15

昼礼

翌日の作業内容や、工事の進捗状況について打ち合わせを行います。

17:30

各所施錠・点検

作業終了後、現場の各所に鍵をかけ、危険がないか最終確認します。

18:30

退勤

Recruitment

新卒採用

募集要項

今年度の募集要項を公開中です。