現場経験を積み重ね、居住者さまと同じ目線に立つ現場代理人へ。

S.T

設備・内装リニューアル事業部工事部第二工事グループ

2022年入社建築学科

入社の決め手は?

A. 大学での研究が繋いだ縁と、将来性を見据えた決断

大学では建築設備をメインに学んでおり、教授が建装工業と共同研究を行っていたことをきっかけに、建装工業のことを知りました。そこから説明会に参加し、会社としての安定感・将来性に強く惹かれました。
また、地元である宮城から上京したいという思いが強かった私にとって、関東を拠点にしている建装工業は理想的でした。上京して一人暮らしを始める私にとって、社宅制度があるのは大きな安心材料でしたし、海外研修制度など“成長を後押ししてくれる環境”が整っている点も魅力でした。
また、当時は高層マンションの給排水設備の劣化が進み始めており、リニューアル工事の需要がこれから確実に伸びると感じていました。そうした将来性も、入社の大きな決め手になりました。

現在の仕事内容は?

A. 内装リニューアル工事を中心に、住まいの快適さを守る仕事。

私が担当しているのは主に、マンションのライフラインである給排水管の更新工事です。
老朽化した配管や設備を適切に更新することで、安全で快適な暮らしを維持することができる、重要な業務です。
現在は主に各住戸内の工事を担当しており、現場での作業を中心に、図面をもとにした材料の発注、協力会社の方々への指示、居住者さまとの打ち合わせなど、幅広い業務を行っています。
既存の図面がない場合は、実際に現地を計測して新たに図面を作成します。部屋によっては過去にリフォームが行われているケースも多く、配管の位置や仕様が異なるため、その違いを正確に把握しなければなりません。

水道や排水といった、生活に直結する設備の工事では、作業を途切れなく次の工程へとつなげることが非常に重要です。限られた時間の中でできるだけ生活への影響を少なく進めるため、現場では状況を見ながら即座に判断し、居住者さまにわかりやすく、丁寧に説明する力が求められます。

こうした日々の積み重ねが、建物を安心して住み続けられる空間へとつながるのだと感じながら、業務に取り組んでいます。

入社して感じた建装工業の魅力は?

A. 温かい人との繋がりが魅力

建築業界というと、少し堅いイメージがあるかもしれません。入社前は、正直なところ少し身構えていました。しかし、実際に入社してみると、上司や協力会社の方々たちがとても優しく、親身になって多くのことを教えてくださるので、非常に仕事がしやすい環境だと感じています。
また、先輩が若手向けに懇親会を開催していたのをきっかけに、今では私自身が企画を担当し、若手が集う会を開催しています。入社1〜4年目の社員が10名ほど集まり、仕事の話から趣味の話まで毎回盛り上がっています。他の現場の話を聞くことで刺激を受けますし、同年代だからこそ分かり合える悩みも共有できます。会社全体の一体感を感じられるのが建装工業の魅力です。

今の仕事の面白さ・やりがいは?

A. ゼロから積み上げた知識が、確かな自信へと変わる瞬間。

作業内容や工程を自ら考え、関係者と調整して形にしていくことに面白さを感じます。その結果として、知識やスキルが身についていくことに大きなやりがいを感じます。

大学で建築設備の基礎は学んでいたものの、実際に理解を深めることができたのは、現場で手を動かし始めてからで、まさに「百聞は一見にしかず」だなと感じました。建装工業は、分からないことをすぐに聞ける雰囲気があるため、現場ごとに新しい発見があり、成長を実感できます。初めて一人で住戸の事前調査を担当した際、居住者さまにきちんと説明できたときは、「あ、成長できてる」と実感しました。
最近は通勤時間を活用して資格取得の勉強にも取り組んでおり、自分のスキルをさらに磨くことで、より大きな現場を任されるようになりたいと思っています。

今感じている課題とそのために取り組んでいることは?

A. 時間の使い方を見直し、段取り力を磨くこと。

現場では自分の業務と同時に協力会社の方々への指示出しも行うため、限られた時間の中でどう効率的に動くかが課題です。以前は作業前の準備が不十分で、作業が滞ってしまうこともありました。
そこで、作業に入る前に必要な準備をリストアップし、次の工程を先にイメージするようにしています。常に“全体の流れ”を把握し、優先順位を明確にして段取り良く動いている上司の姿を見習い、少しずつ自分の仕事の進め方を改善しています。
今では「昨日よりスムーズに進められた」と思える日も増えてきました。こうした積み重ねが、成長に直結していると感じています。

建装工業でどんな自分になっていきたい?

A. 相手の立場を考えて行動できる、信頼される代理人に。

目標は、1級管工事施工管理技士の資格を取得し、現場代理人としてさらにスキルを高めることです。居住者さまと同じ目線に立ち、協力会社の方々の気持ちにも寄り添えるような代理人になりたいと考えています。
現場では、時に居住者さまと作業を担当する方の間で意見が分かれることもあります。だからこそ、双方が納得できるように丁寧に説明し、現実的な判断をしていくことが大切です。そのためには、知識とコミュニケーション力の両方を磨く必要があります。経験を重ねながら、“この人に任せたい”と思ってもらえる存在を目指しています。

オフの日の過ごし方は?

A. バイクで全国を旅しながら、リフレッシュしています。

休日は旅行が好きで、バイクに乗って思い立ったらツーリングへ出かけます。これまでに石川や岐阜、実家のある宮城まで走ったこともあります。自然が大好きなのに虫が苦手という、ちょっとした弱点もありますが(笑)、景色を眺めながら風を感じる時間は、何よりのリフレッシュです。
また、上司や協力会社の方々と日帰り旅行をすることもあり、仕事以外の場でも良い交流ができています。電車通勤中は資格勉強の合間に、次に訪れたい場所を探していることもありますね。

就職活動中の学生へのメッセージ

A. 目一杯楽しむことも、学ぶことも。学生のうちにたくさん経験を。

建装工業は、部署の雰囲気も良く、先輩や協力会社の方々との関係も温かい会社です。仕事は決して楽なことばかりではありませんが、努力を重ねるほど知識やスキルが身につき、確かな成長を感じられます。
学生のうちは、学びも遊びも全力で楽しんでください。その経験が社会人になってから大きな力になります。特に資格は、時間に余裕のある今のうちに取得しておくのがおすすめです。仕事をしながら勉強するのは大変ですが、早めに取り組めば将来の武器になります。ぜひ、今の時間を大切にしてください。

ジブン起点!~新しいわたしを感じた瞬間~

先日、初めて代理人として担当した現場はとても印象に残っています。これまで経験がなかったお金の管理や、組合さまとの打ち合わせができたことは、私にとって大きな一歩でした。
2級管工事施工管理技士の資格を持っていたため、「小規模現場なら任せられる」と上司が推薦してくださったのがきっかけでした。同期の中でも一番乗りだったので、「よし、やってやろう!」と気合いが入りましたね。もちろん不安もありましたが、上司が親身になって相談に乗ってくれたおかげで、無事にやり遂げることができました。
この経験を通して、代理人を目指す気持ちがさらに強くなりました。現在は1級管工事施工管理技士の取得に向けて勉強中です。資格を取れば、より多くの現場を担当できるようになります。代理人として部下をまとめ、現場全体を動かせるようになるために、これからも挑戦を続けていきます。

A DAY’S
SCHEDULE

8:30

朝礼・現場巡回

朝礼後、工事内容に関するご挨拶のため、居住者さまのお宅を訪問します。

9:00

作業開始

事前に計画された時間を厳守しながら、居住者さまのお宅を順に訪問し、給排水管の更新工事を行っていきます。

12:00

昼食

13:00

作業再開

午前の業務に引き続き、居住者さまのお宅での更新工事を行います。

16:00

書類整理

更新工事に必要な資材の注文や、図面の作成・修正など、多岐にわたる業務を行います。

18:30

退勤

Recruitment

新卒採用

募集要項

今年度の募集要項を公開中です。